オープンカフェデートやお散歩も!注目の京橋川沿いエリアを徹底解説
広島駅と本通りの間にある京橋川。実はこの京橋川が今注目のスポットなのです。
川沿いのオープンカフェや、川沿いの散歩道など、京橋川沿いエリアの魅力をご紹介します。
京橋川とは
広島駅から本通り方面に進むと見えてくるのが京橋川。京橋川は広島デルタの6河川のうち東から2番目を流れる川です。
広島駅からも近く、歩いて行くこともできます。
京橋川には、おしゃれな川沿いのオープンカフェや、のんびりお散歩ができる整備された散歩道があり、デートにもぴったりです。
京橋川沿いの魅力とは
リバーサイドで景色を楽しみながら食事ができる
京橋川沿いには、川を眺めながら食事ができるレストランや、カフェがあります。
天気のいい日にはオープンカフェで食事をするのもいいですね。
京橋川沿いには、桜並木があり、のどかな時間も流れます。広島の街並みや自然を感じながらゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
ゆったりお散歩ができる散歩道がある
京橋川沿いには、整備された広々とした散歩道があり、お散歩やウォーキングにぴったりです。
道が広いので、お話をしながらのお散歩や、ベビーカーでのお散歩もできますよ。
緑がたくさんあり、春には桜やつつじ、チューリップなどのお花も見ることができます。
散歩道にはベンチもあるので、座って一息ついたり、景色を眺めながら時間を過ごすのもいいですね。
京橋川にはいくつもの橋が架かっています。京橋川の由来となった「京橋」もあります。
京橋は、毛利輝元が広島城を築いた16世紀末頃にかけられた橋です。城下から京都へ向かう道の出発点にあたるため「京橋」と名付けられました。もともとは木製の橋でしたが、1927年に現在の橋に架け替えられました。
1945年8月6日に原子爆弾が投下されたとき、惨禍に耐え、被爆者や救援の通り道となり、多くの人の命を救った橋でもあります。
京橋川沿いには、被爆樹木の「シダレヤナギ」もそびえ立っています。
水の都ひろしまを感じられる
京橋川には、ところどころに下の写真のような階段があります。この階段はいったい何に使われているのか気になりますよね。
実はこの階段は雁木(がんぎ)というもので、水の都ひろしまを象徴する遺産です。
広島を流れる川では、お米や木炭など、さまざまなものが川を使って運ばれ、舟運によって広島デルタで暮らす人々の暮らしが支えられていました。そんな舟運に欠かせないのが雁木でした。
広島市が面している瀬戸内海では、潮汐の干満差があり、時間によって川の高さが変わります。そのため、川の高さに左右されず舟運を行うことができる雁木が多く作られました。
広島市を流れる6つの川には、300か所以上の雁木があるといわれており、京橋川の京橋と栄橋の間にはさまざまな造りの雁木があります。これらの雁木は、「京橋川の雁木群」といわれ、土木学会選奨土木遺産に選定されています。
京橋川を散歩する際には、ぜひ雁木も注目して見てみるといいですね。
広島駅から歩いて行ける
京橋川は、広島駅からも近く、好アクセスです。広島市内で気軽に行ける川というのも魅力ですね。
また、バスや電車で行くことも可能です。
バスや電車で行く場合は、「稲荷町」の駅で降りるのが近くて便利です。
京橋川沿いのオープンカフェ&レストラン
京橋川沿いには、オープンカフェやリバーサイドレストランなどがあります。おすすめのカフェやレストランをご紹介します!
Cafe REGALO
京橋川沿いで一際目を引く赤いパラソルが印象的なリバーサイドカフェです。
パスタやピザなどのランチメニューや、スイーツやドリンクなどのカフェメニューがあります。
Tea Garden Pul-Pul
Tea Garden Pul-Pulは広島の紅茶専門店です。紅茶を専門とした数少ないお店で、紅茶好きには特におすすめです。
メニューは紅茶のほか、デザートやフードメニューもあり、ランチにも京橋川沿いのお散歩の休憩にもぴったりです。
板蕎麦 香り家 京橋店
京橋川沿いで、挽きぐるみの田舎蕎麦を味わうことができるお蕎麦屋さんです。お蕎麦はもちろん、お酒やコース料理、セットメニューなどもあり、ランチもディナーも楽しめるお店です。
まな~む ぴぃすぅあ
タイ料理が味わえる京橋川沿いのお店です。タイ料理といえば、トムヤムクンやパッタイ、タイカレーなどが人気ですよね。テラス席で景色を眺めながら味わえば、いつもと違うランチタイムになりそうですね。
ホテルフレックスカフェ
京橋川沿いにあるオープンカフェです。川を眺めながらフレンチ料理を味わうことができます。ホテルフレックスのおしゃれな雰囲気でゆったりと料理を味わうことができるので、ランチデートにもおすすめです。
京橋川沿いが注目の理由
広島市では「水の都ひろしま」の実現に向けて、水辺のオープンカフェの取り組みを推進しています。
多くの市民や来訪者に憩いの場、交流の場を提供するとともに、うるおいと安らぎを感じる風景を創り出すことを目的として取り組みが進められています。
京橋川沿いは、そんな水辺のオープンカフェが集積する注目のスポットなんですよ。
京橋川沿いの風景は、東京に住んでいた筆者が広島で暮らしたいと思った理由の一つでもあります。川沿いの散歩道とおしゃれなオープンカフェが当たり前のように日常の中にあるのは、デルタ地帯である広島市ならではの風景なのかもしれませんね。
ぜひ京橋川沿いで、「水の都ひろしま」を体感してみてはいかがでしょうか。