広島の春菊は、なぜ葉っぱが丸いのか?
私が東京から広島に引っ越して、スーパーで驚いたのが、春菊の形が違うことです。 東京でよく見ていた春菊は、以下のような見た目の春菊でした。
しかし、広島のスーパーで見る春菊は、以下のような見た目のものばかり。
なんと、葉っぱが丸いのです。
少しかわいいですね。
はじめは本当に春菊なのか半信半疑でしたが、買ってみたところ、たしかに春菊の味がします。
実は春菊は、葉の大きさにより、大葉種、中葉種、小葉種に分けられ、広島では、大葉種の春菊が多く生産されています。
葉っぱがギザギザになっている中葉種の春菊が全国的に知られていますが、大葉種は、葉っぱが丸い形になっていますね。
この大葉種の春菊は、広島市安佐南区・安佐北区などの広島市内の地域を中心に栽培されているそうですよ。
春菊といえば、すき焼きで味わうのが人気ですが、広島の大葉種の春菊は、苦味が少なく香りがまろやかなので、生のままサラダで味わうのもおすすめです。
苦味が少ないので、おひたしやチャーハンの具材など、さまざまな料理で活用できます。
しゃぶしゃぶで味わえば、春菊のうまみが引き出され、主役に早変わりですよ!
栄養価の高い春菊、ぜひさまざまな料理で味わってみてはいかがでしょうか。
【独自調査】春菊勢力図を作ってみた。
すき焼きやおひたし、サラダなどに大活躍の春菊。あなたも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。 そんな春菊ですが、実は、見た目が違うタイプがあるのはご存じ…