
地方都市の「広島市」と、日本の首都「東京23区」を比較してみました。
人口密度や家賃相場、通勤手段など、7つのデータをもとに、広島市と東京23区の違いを見ていきます。
目次
広島市と東京23区 7つの指標で見える違い

面積
まず面積は、広島市が907㎢なのに対して、東京23区は628㎢。
広島市は東京23区の約1.4倍です。実は広島市の方が大きいんです!
※出典:広島市統計書、都庁総合ホームページ
※小数点以下を四捨五入
人口
人口は、広島市が118万人なのに対し、東京23区は約988万人。
東京23区には、広島市の約8倍の人口が住んでいます。
※出典:広島市統計書、都庁総合ホームページ
※千の位を四捨五入
人口密度
1㎢メートあたりにどれだけの人が住んでいるかを表す人口密度は、広島市が約1300人/㎢なのに対し、東京23区は約15749人/㎢!
さすが東京23区の人口密度は桁違いです。広島市の10倍以上の人口密度です。
森林率
面積全体に占める森林の割合は、広島市が約66%に対して、東京23区はほぼ0%です。
実は広島市の2/3は森林なんですよ!
※出典:社会・人口統計体系
※小数点以下を四捨五入
通勤手段
通勤手段として、広島市で最も多いのは自動車、次いでJRや路面電車、アストラムラインなどです。
広島市内はバス路線も充実していて、バス通勤も多いです。
一方で東京23区は、72%が地下鉄や私鉄などの鉄道となっています。
※出典:令和2年国勢調査就業状態等基本集計
※合計を100とし、各通勤手段の割合を算出
家賃相場
家賃相場は、広島市の方が低くなっています。1LDKの家賃相場で見てみると、東京23区の最も相場の低い2区よりも、広島市で最も相場の高い中区や東区の方が、家賃相場が低くなっています。東京葛飾区の1LDKの家賃相場は12.6万円、たいして広島市中区は8.1万円。4.5万円違います。
※出典:アパマンショップ
一番高い建物
広島市で一番高い建物は、広島駅に直結しているタワーマンション、「シティタワー広島」で、193mです。
東京で一番高い建物は、麻布台ヒルズ森JPタワーで、330mです。
広島市には高いビルが少ないです。東京23区と比べると空が広く感じることでしょう。
※出典:住友不動産、森ビル株式会社
まとめ
今回は、7つのデータで、広島市と東京23区を比較しました。
改めてデータで見てみると、都市の違いが浮かび上がってきますね。
参考資料・出典リンク一覧
【面積・人口】
広島市統計書(令和5年)
都庁総合ホームページ
【人口密度】
上記の広島市、東京都の統計を元に算出
【森林率】
社会・人口統計体系(総務省統計局)
【通勤手段】
令和2年国勢調査 就業状態等基本集計
【家賃相場】
アパマンショップ 家賃相場データ
【一番高い建物】
住友不動産:シティタワー広島
森ビル:麻布台ヒルズ 森JPタワー